コーヒー豆の生産量トップ10!産地ごとの種類と特徴を解説|珈琲特急便

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コーヒー豆の生産量トップ10!産地ごとの種類と特徴を解説

珈琲特急便編集部
2018年11月1日

コーヒー豆の生産量トップ10!産地ごとの種類と特徴を解説

コーヒー豆の産地と言うとどんな国を思い浮かべますか? ブラジルやコロンビア、グアテマラなどは生産量も多く、ご存知の方も多いと思います。

ですが、この他にも世界中のたくさんの国や地域でコーヒー豆は生産されています。

そこで今回は主なコーヒー豆の産地や種類、特徴について、概要をまとめてみました!

コーヒー豆の生産地帯「コーヒーベルト」

コーヒー豆の元となるコーヒーノキは、土地や気候など栽培に一定の条件が必要となるため、生産できる地域がある程度限られています。

上の図はコーヒーの産地である国や地域を地図上に記したものですが、ご覧のとおりその大半が赤道付近に集中していることがわかると思います。

このエリア一帯は標高の高い地域が多く、気候が年間を通して温暖で、さらに適度な降雨もあるため、まさにコーヒーノキの栽培にはうってつけのロケーション。

こうした環境が赤道を中心に南北25度の範囲に帯状に広がり、コーヒーの生産も非常に盛んであることから、俗に「コーヒーベルト」と呼ばれているそうです。

そして今現在、世界中に出回っているコーヒー豆のほとんどは、このコーヒーベルトで生産されていると言っても間違いないほどです。

その中でもとくにコーヒー豆の生産が盛んな生産量世界トップ10(2016年データ)の国々について、コーヒー豆の生産事情や特徴を紹介していきます。

生産量1位 ブラジル

2016年度生産量

3,019,051トン

なんと世界で流通するコーヒー豆の約3割がブラジルで生産されているということもあり、断トツで生産量1位を誇るブラジル。

1727年にエチオピアからブラジルにコーヒー豆が伝わり、100年ちょっと経った1850年頃には世界最大のコーヒー豆生産地へと上り詰めました。

現在もコーヒーの生産農家は数多く、同国では非常に多種多様なコーヒー豆が作られています。味としても一般に「ブラジル」の名前で親しまれるコーヒーは、酸味と苦味のバランスが取れたクセのない点が大きな特徴です。

また、コストパフォーマンスにも優れており、ブレンド豆としてもよく用いられています。

生産量2位 ベトナム

2016年度生産量

1,460,800トン

ベトナムのコーヒーと言うと日本ではあまり馴染みがないかもれしれませんが、じつは世界2位のコーヒー豆生産地なのです。もちろんベトナム産の珈琲は日本にもかなりの量が輸入されています。

ベトナムで生産されているコーヒー豆は、日本や欧米で多く飲まれているアラビカ種ではなく、苦味と渋みが強く、麦茶のような香ばしさが特徴のロブスタ種がメインになっています。

このロブスタ種のコーヒーでは、練乳(コンデンスミルク)で甘みを加えた「ベトナムコーヒー」という飲み方が伝統的に親しまれています。

生産量3位 コロンビア

2016年度生産量

745,084トン

ご存知の方も多いかもしれませんが、缶コーヒーの商品名にもなっている「エメラルドマウンテン」 これもコロンビアのコーヒーとして有名ですね。

しかし、そのエメラルドマウンテンとして認定されるのは、コロンビアのコーヒー豆のうちわずか3%未満。まさに厳選された高級コーヒー豆なのです。

コロンビアでは農家の約4分の1がコーヒー生産に関わるなど、コーヒーはとくに重要な農産物とされています。また「コロンビアコーヒー生産者連合会」の管理・指導によって、品質の維持、向上へ常に力を注いでいるそうです。

生産量4位 インドネシア

2016年度生産量

639,305トン

3位のコロンビアに肉薄し、アジアでNo.2の生産量を誇るのがインドネシアです。スマトラ島のマンデリン、スラウェシ島のトラジャといったコーヒー豆が有名ですね。

とくにマンデリンは独特のスパイシーな香りが魅力のコーヒーで、その生産量の半分近くはコーヒー大手のスターバックスが購入しているという話もあるほどです。

インドネシアは古くからコーヒー生産大国だったのですが、19世紀後半にコーヒーノキにサビ病という病気が蔓延し、壊滅的な打撃を受けてしまいます。そこでサビ病に強いロブスタ種への植え替えが進められ、現在までロブスタ種を主体にコーヒー豆の生産が行なわれています。

一方、ちょっと変わったところでは、ジャコウネコのフンから採取した超高級コーヒー豆「コピ・ルアク」もインドネシア産のコーヒーとして知られています。

参考:なかなかお目にかかれない、最高級なコーヒー豆の世界

生産量5位 エチオピア

2016年度生産量

469,091トン

コーヒー発祥の地・エチオピアでは、現在も自然に近い形でコーヒーの生産が行われています。

エチオピア産のコーヒー豆を「モカ」と呼ぶことも多いですが、これはコーヒー豆の輸出に使われていたイエメンの港の名前から付けられたと言われています。

また、スペシャルティコーヒーによく見られる銘柄=農園名ではなく、生産地域ごとに「シダモ」「ハラー」といった名が付けられ、なかでも「シダモ」産のコーヒーは、他とは一線を画すフルーティで芳醇な香りが特徴で、別名「コーヒーの女王」とも呼ばれています。

生産量6位 ホンジュラス

2016年度生産量

362,367トン

北海道より少し広いぐらいの小さな国土ながら、コーヒー豆の生産量は世界で6位。国土の約3分の1が山岳地帯という環境を活かしてコーヒーの栽培が盛んに行なわれています。

ホンジュラスのコーヒーはやわらかくフルーティな酸味が特徴です。ホンジュラスのコーヒーは日本への輸出量も多く、味わったことのある人も多いかと思います。

シングルでももちろんおいしいコーヒーですが、近年はブレンドのアクセントとして使われることも多いようです。

生産量7位 インド

2016年度生産量

348,000トン

コーヒー豆の産地としてあまり馴染みのないインドですが、人口13億人の大国なだけにコーヒー豆の生産規模もかなりのもの。コーヒーの歴史もアフリカ大陸に次いで長いとされています。

インドは地理的に日照量が多く、そのままコーヒー豆を栽培すると生育によくないため、太陽光を遮るために他の木々で覆う「シェイドツリー」という栽培方法がよく用いられています。

インドのコーヒーとしては「モンスーンコーヒー」が特徴的です。これはかつて植民地時代にインドからヨーロッパまでコーヒー豆を運んだ際、長旅のあいだにコーヒー豆が通常の緑色から黄金色に変化してしまったことに由来しています。

この黄金色に変色してしまったコーヒー豆は独特の香りと味になるため、現在でも愛飲家は多く、あえてモンスーン(貿易風)を利用した独特の製法でモンスーンコーヒーを製造しています。

生産量8位 ペルー

2016年度生産量

277,760トン

マチュピチュやナスカの地上絵などで有名なペルーですが、南米の中でもブラジルやコロンビアに次ぐ屈指のコーヒー豆生産国です。

ペルーは国土の大半をアンデス山脈が占め、その地形的特徴を活かして高地でのコーヒー豆の栽培が行なわれています。

味の特徴として、ペルーのコーヒーはマイルドな酸味と濃厚なコクが特徴で、日本にもコーヒー豆はかなり輸入されています。

なお、ペルーではカフェでコーヒーを頼むと、非常に濃いコーヒーと一緒にお湯が出され、自分で濃さを調節しながら飲むのが一般のスタイルだそうです。

生産量9位 グァテマラ

2016年度生産量

236,145トン

日本でもかなり知名度の高いコーヒー豆産地です。1750年頃にコーヒーが同国に持ち込まれ、1850年頃からコーヒー豆の生産が盛んになりました。

グァテマラのコーヒーは豊かな香りと力強い酸味が特徴で、ブレンド用の豆としても広く使われています。

その一方で、1969年に発足した「グァテマラ全国コーヒー協会」のバックアップのもと、スペシャルティコーヒーの生産にも初期の頃から力を入れています。

生産量10位 ウガンダ

2016年度生産量

203,535トン

アフリカのコーヒー豆産地と言うと、ケニアやタンザニアなどが思い浮かぶかもしれませんが、じつはアフリカでエチオピアに次ぐコーヒー生産国はウガンダです。

ウガンダはロブスタ種の発祥の地とも言われていて、ロブスタ種のコーヒー豆の輸出に力を入れています。

ロブスタ種はもともと低地向けのコーヒー豆とされていますが、ウガンダではこれを高地で栽培していて、他のロブスタ種にはない独特の味の特徴があると言われています。

まとめ

ここで紹介した国以外にも、コスタリカやタンザニア、エルサルバドルなど有名なコーヒー生産国はまだまだたくさんあります。

また、近年のコーヒーブームのおかげもあって、日本でも手軽に世界各国のコーヒー豆が手に入るようになりました。

いろいろな国の豆を少量ずつ買って飲み比べてみたり、ベトナムコーヒーのようなその国独自の飲み方を試してみたりするのも、また面白いですよ。ぜひ試してみてください!

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脚注
  • ※本記事内数値はこちらを参照させていただいております。
  • 資料: GLOBAL NOTE https://www.globalnote.jp/post-1014.html 
  • 出典: FAO http://www.fao.org/

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