日本産のコーヒー、一体日本のどこで生産されてるの?|珈琲特急便

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日本産のコーヒー、一体日本のどこで生産されてるの?

珈琲特急便編集部
2018年12月12日

日本産のコーヒー、一体日本のどこで生産されてるの?

日本は世界4位のコーヒー消費大国ですが、その原料となるコーヒー豆の99%以上を海外からの輸入に頼っています。

その理由は非常にわかりやすく、世界でもコーヒー豆の生産に適した地域は限られており、日本列島はそのエリアの外にあるためです。

しかし、そんな日本でもコーヒー豆の生産に挑戦しているところはあります。

そこで今回は「日本産のコーヒー豆」についてご紹介していきます。

コーヒーノキの生育条件は?

コーヒー豆は「コーヒーノキ」という植物から収穫されますが、このコーヒーノキは生育に関して温度、日当たり、雨量、標高などに一定の条件があります。

その条件を満たせる地域は、おもに赤道を中心とした北緯25度から南緯25度までの範囲で、この地域を一般的に「コーヒーベルト」と呼んでいます。

中南米のグアテマラやブラジル、アフリカのケニアやタンザニア、アジアではベトナム、インドネシアなどがこのコーヒーベルトに属する地域です。いずれもコーヒー豆の産地として有名な国ばかりですね。

一方、日本はと言うと、東京が北緯35度、九州でも北緯31~33度と、コーヒーベルトよりだいぶ北に位置しています。一年を通じた平均気温や雨量もコーヒーノキの生育に適しているとはいい難く、コーヒー豆の生産にはあまり向いていないのです。

それでも日本でコーヒーノキの栽培・コーヒー豆の生産をしている人々は居ます。

次項では日本での生産事情について解説しようと思います。

日本でもコーヒー豆を生産している地域はある

日本列島での栽培ではコーヒーノキは育たない、ではどうしたかというと、日本でも南端に位置する沖縄や小笠原諸島まで行くことで、話は少し変わってきます。

沖縄の那覇は北緯26度、宮古島や石木鹿島は北緯24度、小笠原諸島は北緯26~27度と、コーヒーベルトの境界ギリギリに位置しており、その地理環境を活かしてコーヒー豆の生産を行なっているのです。

しかも、その歴史は意外にも古く、小笠原では明治初期あたりからすでにコーヒーの生産が始まっていたそうです。

その後、コーヒーノキは沖縄にも持ち込まれ、第二次世界大戦で一時中断されたものの、1980年代には商業として成立するレベルにまで発展しました。

数々の不利を克服する日本産コーヒー

このように、日本でも一部の地域でコーヒー豆の生産は行われてきましたが、有名なコーヒー生産国に比べて条件面で不利な点も多く、生産量は伸びていません。

なかでも最大の問題点は生産環境です。沖縄や小笠原は標高が低く、昼夜の寒暖差もほとんどありません。また、コーヒーの生産に習熟した生産者が少なく、その技術レベルにバラつきがあることも良質なコーヒー豆ができない理由のひとつとされてきました。

そうした状況を改善するため、2014年に「沖縄珈琲生産組合」が設立され、コーヒー農家への技術支援が進んだことで、品質も徐々に向上。2016年には沖縄の徳田夫妻が作るコーヒー豆が日本初のスペシャルティコーヒーとして認定されるまでになりました。

もうひとつの問題点は、沖縄や小笠原が台風の通り道に位置していることです。

本州に比べて台風の直撃を受ける回数が多く、毎年多くのコーヒーノキが台風の被害を受けています。このため沖縄、小笠原ともに年間のコーヒー豆の生産量はわずか200kgほどと伸び悩んでいる状況です。

世界一の生産量を誇るブラジルは年間約300万トン、グアテマラは約23万トン、ケニアやタンザニアが約5万トン、生産地がハワイ島だけのアメリカでも約4千トンを生産していますから、日本の生産量がいかに少ないかわかると思います。

裏を返せば、それだけ日本産のコーヒー豆は希少であるとも言えます。

鹿児島でコーヒー豆生産を盛り上げる試みも

鹿児島県の南端に位置する徳之島もコーヒー生産地のひとつです。

ここでは大手食品メーカーのバックアップの下、大規模かつ安定的な収穫ができるコーヒー農園の設立に向け、現在も「徳之島コーヒー支援プロジェクト」が進められています。

目標は「日本人の味覚に合う、日本ならではのコーヒー豆」を作ること。将来的に徳之島産コーヒー豆を使った商品開発を行い、生産者・自治体・メーカーが手を組んで「コーヒーアイランド」を目指す一大プロジェクトです。

いつか徳之島コーヒーがブランド化され、世界のコーヒー市場を賑わす日が来るかもしれませんね!

まとめ

以上のように、日本でも沖縄や小笠原など南方の地域ではコーヒー豆の生産が行われ、そのクオリティも年々向上してきています。

現地のカフェでは比較的ポピュラーな存在となりつつありますが、それ以外の地域ではまだまだ珍しく、コーヒー豆の専門店でごく稀に見かける程度。値段も少々お高めだそうです。コーヒー好きならぜひ一度は試してみたいものですね!

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