コーヒー豆の産地といっしょに書かれている「ウォッシュド」ってどういうこと?|珈琲特急便

コーヒー豆の産地といっしょに書かれている「ウォッシュド」ってどういうこと?

珈琲特急便編集部
2019年1月10日

コーヒー豆の産地といっしょに書かれている「ウォッシュド」ってどういうこと?

コーヒー専門店などでコーヒー豆を見ていると、まれに目につく「ウォッシュド(ウォッシュト)」という単語。

パッケージやラベルにも産地名などといっしょに書かれていることが多く、言われてみれば見たことあるかも? という方もいるかと思います。

じつはこの「ウォッシュド」という表記は、収穫したコーヒー豆の処理方法を表していて、コーヒーの味や香りにも大きく影響を与えるのです。

では、その処理過程でどんなことをしているのか、味にどのような影響があるのかなど、今回はウォッシュドと呼ばれる生成方法をご紹介したいと思います。

コーヒーの実の構造

「ウォッシュド」の説明に入る前に、まずはコーヒー豆の原料となるコーヒーチェリー(コーヒーの実)の構造を見ておきましょう。

コーヒーチェリーは一般的な果物と同じように外皮、果肉、種(と内果皮)の3つの要素で構成されていて、このうちの種がのちにコーヒー豆となります。

この実から種を取り出す処理のことを「精製」と言い、その方法のひとつが「ウォッシュド」というわけです。

「ウォッシュド」の精製方法

コーヒーの精製方法は、国や地域によって異なりますが、主に以下の4つの方法が一般的です。

主な生成方法

  • ウォッシュド(水洗式)
  • ナチュラル(非水洗式)
  • パルプドナチュラル(半水洗式)
  • スマトラ式

上にも書いてあるとおり、「ウォッシュド」は日本語にすると「水洗い(=washed)」という意味で、大量の水を使って行う精製方法です。

その工程は以下の4ステップとなります。

ウォッシュドの工程

  • 1.果肉除去機でコーヒーチェリーの外皮と果肉を除去
  • 2.種を発酵槽に入れ、残った果肉や粘液を除去
  • 3.きれいに水洗いして乾燥
  • 4.脱穀して内果皮を取り除いたら完成

1~3の工程で多くの水を使うため、水道設備が整っていない国や地域では行えない精製方法ですが、近年は海外資本の投入などで急速にインフラが整い、多くの国でウォッシュドによる精製が行われるようになってきています。

この精製方法では、収穫の過程で混入した異物をほぼ取り除くことができるうえ、精製効率も非常によく、コストを抑えて大量に処理できるといったメリットがあります。

しかし、その一方で大量の水の使用による排水が問題になっており、一部地域では環境汚染を懸念する声も上がっているそうです。

「ウォッシュド」で精製したコーヒー豆の味は?

ウォッシュドで精製されたコーヒー豆の特徴としては、比較的すっきりとしたクリアな味わいというのが挙げられます。

「ナチュラル」や「パルプドナチュラル」のように果肉を全部、または一部残したまま乾燥させる精製方法とは異なり、種だけをきれいに取り出してから処理を行うため、癖がなく適度な甘みや香りに仕上がっているのです。

反対に、しっかりとした果実感や甘み、風味を楽しみたいという方は、「ナチュラル」や「パルプドナチュラル」で精製されたコーヒー豆を試してみるといいでしょう。

まとめ

以上、コーヒー豆の代表的な精選方法であるウォッシュドについてご紹介しました。

同じ産地のコーヒー豆でも、精製方法が違えばそのキャラクターはまったく別物といっていいほどに変化します。その中でもウォッシュドは比較的すっきりした味わいコーヒーなので、豆選びのひとつのヒントとして、ぜひ覚えておいてください。

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