コーヒーの銘柄「ゲイシャ」の特徴と高級な理由!|珈琲特急便

コーヒーの銘柄「ゲイシャ」の特徴と高級な理由!

珈琲特急便編集部
2019年1月29日

コーヒーの銘柄「ゲイシャ」の特徴と高級な理由!

ゲイシャというと何を想像するでしょうか。

日本人の多くは「芸者」を想像するかもしれません。

しかしコーヒーの世界にも「ゲイシャ」が存在するのです。

しかも数多くのコーヒー銘柄の中で、最も優れているとも言われています。

そこで今回はコーヒーの銘柄「ゲイシャ」について、簡単な歴史とその味の特徴をご紹介しようと思います。

「ゲイシャ」とは希少価値の高い最高峰のコーヒー

コーヒーの銘柄であるゲイシャは、名前に聞き覚えがあるものがついているだけで日本の芸者とは全く関係がございません。

ゲイシャとはコーヒーの栽培品種のことを指していて、エチオピア南部にあるゲシャという地域に自生していたことからゲイシャと呼ばれるようになったのです。

日本で言うと、イネ(お米)を分類するあきたこまちやひとめぼれといった品種が、コーヒーでいうゲイシャ種にあたります。

このゲイシャ種ですが、1950年代に中米などの様々なコーヒー豆がコスタリカに集められて研究が行われていました。

そして1963年、パナマでコーヒー農園を営んでいた男性が、コスタリカからゲイシャ種をパナマに持ち込んだのがパナマ・ゲイシャの始まりなのです。

現代では最高峰のコーヒーともいわれるパマナ・ゲイシャですが、当時パナマでは人気がないコーヒー種でした。

理由は育てるのが非常に難しいうえに、収穫量がとても少ない品種であったため、農家からは敬遠される品種だったのです。

そのうえ、1970~80年代には中南米でさび病という植物がかかる病気が大流行し、コーヒーの生産が激減することとなりました。

パナマはさび病の被害をあまり受けずにすんだのですが、ほかの国ではゲイシャ種の被害は大きく、ほとんど見ることができなくなってしまったのです。

そんな中、ゲイシャ種が注目をされる出来事がありました。

それが2004年のコーヒー品評会です。

ここにパナマにある農園がゲイシャ種のコーヒーを出品したのです。

ゲイシャは育てにくいために希少価値があるというだけでなく、独特な香りがするという特徴があります。

その香りはジャスミンの花にたとえられることも多く、コーヒーとは思えないほどの豊潤な香りがするのです。

また、香りに負けない強い味もあります。

多くのコーヒーを見てきた人たちでさえ、ゲイシャ種のコーヒーは強烈なインパクトを与えることとなります。

パナマを代表するコーヒーへと一気に駆け上がるゲイシャ

ほかの国々では作られていないゲイシャ種のコーヒーは、この品評会をきっかけに一躍注目を集めることとなります。

それまでパナマコーヒーというのはそれほど評価が高くありませんでした。

質の高いコーヒー豆を生産することができるという評判はありましたが、個性に乏しいという評価をされてきたのです。

それがゲイシャ種のコーヒーによって、パナマコーヒーの評価は著しく変わることとなりました。

今まで個性に乏しいパナマという国が強烈なコーヒーを世に送り出したということで、より人々への印象が強く残ったのです。

もともとの原産国はエチオピアであったにもかかわらず、これほどまでにパナマのゲイシャ種が注目を集めることになったのにはわけがあります。

エチオピアはアフリカ大陸にあり、パナマは中米にあります。

しかし両国は赤道からの距離が同じくらい、標高や気候もよく似ていたのです。

ゲイシャ種は確かに育てにくい品種ではありましたが、もともとの原産国エチオピアによく似たパナマでは、ゲイシャ種がうまく根付くことができたのではないかと言われています。

ゲイシャ種が育つための土壌は限られています。

そのため、様々な国がゲイシャ種の栽培に乗り出していますが、パナマのエスメラルダ農園のゲイシャコーヒーは格別です。

パナマの品評会では、エスメラルダ農園の育てるゲイシャコーヒーが長い間トップに君臨していました。

2007年には1kg約3万円という高値を付けたこともあります。

そのため2008年以降は、エスメラルダ農園のゲイシャ種だけを集めてオークションが行われるという事態となったのです。

今でもエスメラルダ農園のゲイシャコーヒーは、ほかの産地のゲイシャ種と比較するとかなり高額な値が付いています。

これは、パナマの土地柄とエスメラルダ農園の長年培った技術によるものです。

同じゲイシャコーヒーであっても、産地が異なれば味も香りも別なものになってしまうのです。

世界各国のゲイシャコーヒー

パナマのゲイシャコーヒーは、世界中において高値で取引されているため、なかなか口にすることは難しいと言われています。

それでも、コーヒーの最高峰であるゲイシャを味わいたいという人はたくさんいるのです。

そこでパナマ以外のゲイシャも注目されています。

ゲイシャの原産国はエチオピアのゲシャ村というところです。

元祖ゲイシャ種でもあるゲシャ・ゲイシャは、パナマ・ゲイシャとは異なる形をしている豆も多くあります。

パナマ・ゲイシャの豆はとても特徴があり、一般的なコーヒー豆と比較すると極端に細長い形をしています。

しかしゲシャ・ゲイシャは比較的丸い形をしているのです。

ゲイシャ種独特のジャスミンのような香りが強く漂いますが、味は意外にも甘みがあり飲みやすいといわれています。

コスタリカのゲイシャコーヒーも非常に高評価を受けているうちの一つです。

コスタリカには火山があり、窒素・リン酸・カリウムを豊富に含む土壌があります。

この土壌はコーヒーづくりには適していて、高地では水はけもいいことから美味しいコーヒー豆を作ることができるのです。

そんなコスタリカでとれるゲイシャは、少し変わった豆の処理をします。

コスタリカという国は、世界的にも有数な環境先進国です。

コーヒー豆の処理というのは、一般的にはウォッシュド(水洗式)と呼ばれる方法で行われています。

豆の外側や果肉部分を機械で取り除き、種子のみを水洗いしてから乾燥させるのです。

水洗式で処理された種子は、余分なものが一切ついていないので雑味がなくすっきりとした味わいになります。

ただし水洗式で使用した廃液が環境汚染につながるという指摘もあるのです。

環境先進国であるコスタリカでは豆の処理に水洗式を用いず、そのまま乾燥させます。

そのために、残った果肉がついたままの状態で乾燥させることとなり、甘い香りがするゲイシャコーヒーとなるのです。

その甘い香りはまるではちみつのようだと表現されることもあり、コスタリカ式の精製方法はハニープロセスとも呼ばれています。

パナマ・ゲイシャと比較すると、強い香りは抑えられていて、代わりにまろやかで甘みのある味わいが特徴となります。

各国のゲイシャ種の特徴

同じゲイシャ種であっても、産地が異なれば味も香りも明確変わるのがこのコーヒーの魅力です。

世界最高峰と呼ばれるパナマのエスメラルダ農園で作られているゲイシャコーヒーは、余分な雑味はなく酸味が程よく効いていて、最も美味しいコーヒーと言われるのも納得という意見も多いでしょう。

一方で、元祖ゲイシャ種であるエチオピアのゲイシャコーヒーは、パナマ・ゲイシャとは全く異なるという人も多く、どちらかというとハーブティーに近いと表現する人もいます。

そしてコスタリカのゲイシャコーヒーはまろやかで甘みがあるゲイシャコーヒーであり、パナマ産と比べるとかなりお値打ちに手に入れることができます。

このように「ゲイシャ」コーヒーといっても、今は多くの場所で栽培されています。

しかしどこで育てられていても、もともと収穫量が少なくて栽培が難しいということもあり、希少価値が高いコーヒーであることは間違いなのです。

お好みの「コーヒー」を探してみましょう

コーヒーの最高峰ともいわれるのが、収穫量が少なくて希少価値がある「ゲイシャ」という銘柄です。

パナマのエスメラルダ農園で育てられているゲイシャコーヒーは、ジャスミンのような香りが特徴の最高級品となります。

ほかにも、エチオピアのゲシャ・ゲイシャやコスタリカ産のゲイシャなどもあり、産地が変われば味や香りも異なると言われているのです。

世界各国の「ゲイシャ」からお気に入りを探してみてはどうでしょうか。

また、ゲイシャ種に限らず、コーヒーは種類によってさまざまな味や香りになりますが、世界には数多くのコーヒー種が存在しており、一体どれを飲めばいいのかわからなくなってしまうこともあるかと思います。

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