コーヒー豆はどこで買う?用途別おすすめの買い方!
- Beans Express編集部
- 2018年11月22日
寒さも深まり本格的なコーヒーの季節になってきました。
朝起きたときのお目覚めに、お仕事の一休みに、おいしい食事のあとに...コーヒーを飲む機会は意外と多いですよね。
せっかくご自宅で淹れるなら、美味しいコーヒー豆を選びたいものですよね。
そして可能であれば喫茶店やコーヒー専門店でだけでなく、お家でもコーヒーを飲みたい!
ということで今回はご自宅で美味しいコーヒーを楽しむために、コーヒー豆を買う時のポイントや買える場所についてご紹介します。
「美味しいコーヒー豆」のポイントって?
そもそもコーヒー豆とは「アカネ科の植物の種子」です。
品種は大きく分けると「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2つですが、一般的に飲まれるコーヒーの約7割は「アラビカ種」という種類です。
さらにこれらの品種の交配や突然変異などで品種が増えていった結果、現在世界には100種以上の亜種があり、それぞれの産地によって味や香りの特徴が異なります。
また焙煎の度合いによっても味わいは大きく変わってきます。
一般的に浅煎りは酸味を強調し、深煎りになるにつれて苦味やコクが増してきますし、カフェインの量も浅煎りの方が多く、深煎りになるにつれて減少します。
このように同一品種でも焙煎度合いが変わるだけで味は大きく変化するため、一概に絶対美味しいコーヒー豆はこれだ、とお伝えすることはできません。
しかし、全てのコーヒー豆の美味しさに共通するものがあります。
それは鮮度です。
肉や魚、野菜などの食材と同様、コーヒーも新鮮さが大事なのです。
その中でも私たちがコーヒー豆を買って自宅で淹れる際に気にするべき鮮度とは、焙煎日から豆がどのくらい経っているかということを見るべきでしょう。
というのも、コーヒー豆は焙煎直後から炭酸ガスが抜けはじめます。
抜けはじめはガスの量が多いためコーヒーの抽出が難しく、味が安定しません。
そんな中で一般的な保存方法での飲み頃は、香りや風味の落ち着く焙煎3日後から、香りが抜け豆の酸化が強くなる2週間後までといわれています。
ちなみにコーヒー豆は空気に触れることで酸化し味が劣化していきますので、保存する場合は挽いた後の粉の状態で保存するよりも空気に触れる面積の少ない豆の状態で保存することがベターです。
また、コーヒー豆を買う際にもこの「飲み頃」=「鮮度」はチェックするべき重要なポイントです。
このポイントを踏まえてコーヒー豆を買える場所を見てきましょう。
スーパーやコンビニ
まずはなんといってもスーパーやコンビニ。
仕事帰りや休日に必ずと行っていいほど立ち寄る方が多いのではないでしょうか。
スーパーやコンビニでは大手メーカーのコーヒー豆をお手ごろな価格で手に入れることができます。
そして最近は品揃えが豊かな店舗も増えていますよね。
スーパーは深夜まで営業しているところもあり、コンビニにいたっては24時間営業です。
更にコーヒー豆を挽いた状態=コーヒー粉で売っていることが多く、いつでも・思い立ったときにすぐにコーヒー豆を買いに行けるという点では良い場所です。
ただし、豆の鮮度という観点からは今一つかもしれません。
まず先に書いたとおり、コーヒー粉はコーヒー豆より劣化するのが早くなってしまいます。
そして何より、パッケージには「消費・賞味期限」の記載はあるものの、焙煎日などは書かれていないものがほとんどのため、豆の鮮度が私たちには分からない場合が多いのです。
そのようなところから、利便性としては最高かもしれませんが、味を求めてコンビニやスーパーでコーヒーを買うのはお勧めできないかもしれませんね。
コーヒー豆の専門店や自家焙煎のカフェ
近頃はコーヒー豆の専門店や自家焙煎のカフェも増えていますので、そこでもコーヒー豆を手に入れることができます。
コーヒー豆専門店であれば、多くの種類を生豆の状態でも販売しています。
コーヒーに詳しくなくてもその道の専門家にたずねることができるので、味の好みを伝えればおすすめのコーヒー豆の種類をいくつかピックアップしてくれますし、生豆の場合は焙煎の濃度も指定することができます。
また、試飲することができる場合も多いので、自分好みのコーヒーを追求したい!という方にはおすすめです。
少し敷居が高いように感じるかもしれませんが、全くそんなことはなく、選んだ豆の種類によってその豆の挽き方や、淹れ方などのアドバイスをもらえたりするかもしれません。
自家焙煎のカフェであれば、自分のいつも飲むコーヒー豆を買ってみるのもいい手でしょう。
飲み慣れたコーヒーをご自宅で再現できるよう淹れることも大きな楽しみですし、自分で淹れることでまた違った味わいを楽しめるかもしれません。
どちらもパッケージに焙煎日の記載があることが多いですし、またなかったとしても、お店の方に尋ねれば焙煎日を知ることができるでしょうから、豆の新鮮度という点でもおすすめできます。
ここでチェーン店のコーヒー店・カフェを挙げなかったのには理由があります。
1つ目はチェーン店だと自家焙煎ではないため、焙煎してからコーヒーとして提供するまでにどうしてもタイムラグがあること。
お店もそこは考えていて、流通の過程で劣化が遅くなるよう加工していますが、それでも上記のコーヒー専門店・自家焙煎カフェよりは鮮度が落ちていることは否めません。
2つ目は店頭で長く陳列されている可能性があること。
コーヒー豆は生物(なまもの)ですから、お店での回転率が悪いと、焙煎から時間が経過しており酸化し続けているコーヒー豆を買ってしまう可能性も高くなります。
製造年は記載があるかもしれませんが、月日までの記載はないものがほとんどのため、豆の新鮮度という観点から、今回は外させていただきました。
コーヒー豆専門店や自家焙煎カフェのデメリットを挙げるとすれば、
・直接お店に出向かなければならないこと
・営業日や時間に左右されてしまうこと
くらいでしょうか。
ですが、このデメリットを差し引いてあまりある価値のコーヒーと出会えるかもしれませんので、一度試してみることをお勧めしたいと思います。
コーヒー豆のネット通販
ネット通販もコーヒー豆を手に入れることができる場所の一つですね。
通販はコーヒー豆をたくさんの種類の中から自分で選んで気軽に注文することができます。
営業時間を気にすることなく、お店に直接出向く手間が省けるので、いつでも好きな時にご自宅にいながらにして、いろいろなコーヒー豆を試すことができるというところがコーヒー豆専門店や自家焙煎カフェとの大きな差異でしょうか。
購入する労力と選べる種類数という2点から考えるとコストパフォーマンスはネット通販が1番高いかもしれません。
ただし通販のデメリットは直接試飲・試すことができないということです。
それをカバーするためには、サイトに書いてあるそれぞれのコーヒーの味の特徴や苦味・酸味の濃度などの説明文を読んで注文するようにしたり、質問することができる連絡先などを備えている通販サイトを選んだりすることが大切です。
そして何より大事な焙煎日を明確にしているサイトから利用するようにしましょう。
一般的に販売されているコーヒーに焙煎日が記載されていないのは、記載してしまうと、どれだけ劣化してしまっているものなのかがバレてしまうからです。
ですので焙煎日まで明記したものを販売してくれるお店はなかなかありません。見つけたらラッキーです。
そんなことからネット通販サイトを巡って、全国各地からコーヒー豆を取り寄せて自分好みの味を探すのも楽しいかもしれませんね。
そんな中、Beans Expressは鮮度の高いコーヒーの美味しさを楽しんでいただけるよう、有名店のコーヒー豆を定期的に豆の状態でお届けする定期サービスを行っています。
いつでも新鮮な状態でコーヒーを飲んでいただけるよう配送日は毎月2回。
発送日直前にコーヒー豆を焙煎することにより焙煎後100時間後という一番香り高く味の調和が取れた美味しいコーヒーを淹れられるタイミングでお届け。
Beans Expressのオリジナルブレンドは焙煎歴30年のベテラン焙煎士がブレンドを考案し、自らの手で焙煎。
現在送料無料で販売を行っているので試してみてはいかがでしょうか。
スタイルにあわせて素敵なコーヒーライフを!
今回はコーヒー豆を買うときのポイントと購入できる場所についてご紹介してきました。
ご紹介した3つ、「スーパーやコンビニ」、「コーヒー豆専門店や自家焙煎カフェ」、「コーヒー豆のネット通販」にはそれぞれ異なった長所がありますので、ご自分のライフスタイルや好みに合わせてコーヒー豆を選んで、お家でも美味しいコーヒーを楽しみましょう!