コーヒーが飲めない・苦手な方でも比較的飲みやすいオススメのコーヒー
- Beans Express編集部
- 2018年12月26日
突然ですがみなさんはコーヒーがお好きですか?
コーヒーを飲む方でも「ブラックは苦みや酸味が強くて苦手……」といった方は少なくないと思います。
「でもコーヒーを楽しみたい!」そんなあなたのために、コーヒーが苦手な方でも大丈夫な、比較的飲みやすいコーヒーや、飲みやすくなるコーヒーの楽しみ方をお教えします!これを読んでコーヒーを楽しむはじめの一歩にしましょう!
もくじ
酸味が苦手な方におすすめのコーヒー
コーヒーの酸味が苦手な方におすすめのコーヒー豆の種類からご紹介します。
まずはマンデリン。世界最高のコーヒーとも言われていたこともあり、万人受けする柔らかい味が特徴です。
酸味が少ないコーヒーとして有名ですので、酸味が苦手な方はまずはマンデリンを試しに飲んでみるのがいいかもしれませんね。
ただし苦みははっきりと出るコーヒーなので、苦みが苦手な方にはあまりおすすめできないかもしれません。
コロンビアも酸味が少なく比較的飲みやすいコーヒーとして有名です。
苦みの少ないコーヒー豆がたくさんあるのに比べて、酸味が少ないコーヒー豆の種類はそこまで多くはありません。
ですが、こういった種類のコーヒー豆をチョイスすることで酸味が苦手な方は飲みやすくなるでしょう。
酸味が苦手な方におすすめのコーヒーの飲み方
コーヒー豆で酸味が少ないものは比較的多くはないので、酸味が苦手な方は豆の種類ももちろんですが、コーヒーの煎り方や淹れ方に注力してみると比較的飲みやすくなるのではないでしょうか。
コーヒーは豆の煎りによっても酸味が大きく変わってきます。
深煎り・中煎り・浅煎りとコーヒーには煎り方がありますが、浅煎りだと酸味が強く出るので、苦味が出る深煎りのものを選ぶことがいいでしょう。
浅煎りはアメリカンローストとも言い、アメリカンコーヒーに向いた焙煎です。
一方で深煎りは、酸味があまり出なくなる代わりに苦みが増す焙煎です。
こちらはエスプレッソやウインナーコーヒーなどに向いている焙煎度合いです。
苦みも酸味もどちらも強く苦手な方は、深煎りのコーヒー豆を選び、エスプレッソやウインナーコーヒーにして飲んでみるというのもひとつの手かもしれません。
その中間である中煎りは、日本では最も好まれる焙煎度合いです。
コーヒーの淹れ方にも酸味を抑えるコツがあります。
コーヒーを淹れる際は軟水よりも硬水を使うようにするだけでも、酸味を抑えることができると言います。
日本の水道水は軟水ですから、コーヒーを淹れる時には硬水を準備するという一手間をかけることで飲みやすくなるでしょう。
またコーヒーに塩をふると酸味が抑えられ、飲みやすくなるとも言われています。
これは塩の抑制効果で酸味の刺激が和らぎ、飲みやすくなるというものです。
エチオピアではコーヒーに塩を振る飲み方はポピュラーであることが知られています。
これなら家に必ずと言ってよいほどある塩を使って簡単に酸味が抑えられ、苦手な方でも手軽に飲みやすくなるのではないでしょうか。
このように酸味が苦手な方は、コーヒー豆とコーヒーの淹れ方を工夫してみるだけでだいぶ飲みやすくなるかもしれません。
苦みが苦手な方におすすめのコーヒー
次はコーヒーの特徴である苦みが苦手な方へおすすめのコーヒーを紹介していきたいと思います。
まずはグアテマラ。
グアテマラは甘い香りが特徴で、日本でも数々のコーヒー商品に使用されたりしているコーヒー豆になっており、比較的飲みやすいコーヒー豆としてかなりの認知度があると言えます。
またクリスタルマウンテンやコロンビアも比較的苦みが少なく、また酸味も少ないコーヒーなので、酸味も苦みも苦手という人にはもってこいのコーヒー豆と言えるでしょう。
ベネズエラやサントスも苦みや酸味などが少なく、くせがないため飲みやすいコーヒーになっています。
こちらもコーヒー独特の味の主張がないので、苦手な方やコーヒー飲み始めの方にはもってこいのコーヒーであります。
同様にハワイのコナ・コーヒーもおすすめです。
ミルクやシュガーを入れたかのようなかなり甘い香りが特徴的なコーヒーで、香りの甘さにしては味の苦みはあるほうかと思いますが、コーヒーを飲むハードルを下げたいという方にはとてもおすすめです。
フレーバーがついたコーヒーもさまざまな種類があるので、こういったものからチャレンジしていくというのもひとつの手だと思います。
ただし、コナ・コーヒーは酸味が強く、どちらかというとすっきりしたコーヒーなので、酸味が苦手な方にはあまりおすすめできないコーヒーでもあります。
さっぱりしているので甘い香りでありながら甘いスイーツなどにも合うコーヒーで、コーヒーの意外性を感じることができるコーヒーと評されています。苦みだけが苦手な方にはぜひ飲んでみてもらいたいコーヒーのひとつです。
苦みが苦手な方へのおすすめのコーヒーを紹介してきましたが、苦みが苦手な方はコーヒー豆を飲みやすいものに変えるだけでだいぶ変わりそうという所までお分かりいただけましたでしょうか。
先に紹介しましたが、焙煎をどのくらいするかによっても苦みと酸味のバランスが変わってくるので、苦みが苦手で、酸味は大丈夫という方は、深煎りを避けて、中煎りや浅煎りのコーヒーを楽しんでみるということもひとつの手だてだと思われます。
苦みが苦手な方におすすめのコーヒーの飲み方
最初からブラックで飲むのはハードルが高い!という方には、飲み方に一工夫することをおすすめします。
例えば、生クリームを絞ってウインナーコーヒーにしたり、豆乳を少し加えてソイラテにしたり、牛乳を加えてカフェオレにしたり...。
冷蔵庫の中にある少し残った乳製品を活用してみても、ブラックコーヒーより飲みやすいコーヒーになります。
カフェオレはコーヒーと牛乳を1:1で合わせだけと簡単にできるので、チャレンジしてみやすいですね。
また、ブラックコーヒーでも、甘いお菓子やスイーツを一緒に楽しむと、コーヒーの苦みや酸味がちょうど良く感じられることもあります。
いつもだったら食べないようなかなり甘いスイーツもコーヒーを一緒だと甘さが絶妙にコーヒーの苦みと合い、コーヒーの良さが感じられると思います。
ぜひティータイムには甘いスイーツとコーヒーでブレイクしてみてはいかがでしょうか。
もっと!おいしいコーヒーの飲み方
その他コーヒーにはさまざまな飲み方の種類があります。
ブレンド、アメリカン、エスプレッソ、カフェラテ、カフェモカ、カプチーノ…。さまざまな種類の飲み方でコーヒーをまず楽しんでみるというのもコーヒーに親しむ一歩かもしれません。
お気に入りの飲み方を探してみましょう。
カフェモカだと甘いチョコシロップが入っていたりするので、コーヒーにまだ慣れていない人でも、ハードル低くコーヒーを楽しめるのではないでしょうか。
まず手始めにエスプレッソが作れるコーヒーメーカーを用意してみるというのもいいかもしれませんね。
いろいろなコーヒーを実際に作ってみることで、コーヒーへの理解が深まり、味わうことが楽しくなるでしょう。
コーヒーをアレンジするレシピもたくさんあります。焦がしたマシュマロをのせたり、練乳を入れてベトナム風コーヒーにしたり、シナモンを振ったり…。
こういったアレンジを楽しんでみて、自分に合ったコーヒーを探してみるのも、コーヒーへのハードルが下がり楽しいかもしれません。
コーヒー豆の選び方や淹れ方、飲み方やアレンジ方法の組み合わせ次第では、コーヒーを何通りもの飲み方をすることができるでしょう。
さまざまな飲み方であなたにあったコーヒーを見つけてみてください。
まとめ
今回はコーヒーが苦手な人でも比較的飲みやすいコーヒーやコーヒーの楽しみ方をご紹介してきました。
酸味が苦手な人はコーヒー豆の選び方とコーヒーの淹れ方に、苦みが苦手な人はコーヒー豆の選び方に注力することで、いつもよりもコーヒーが飲みやすく、そして楽しいものになるでしょう。
コーヒーは苦手な方でも工夫次第でおいしく楽しむことができます!
ぜひコーヒーを楽しむ一歩を踏み出してみてくださいね!