大人の飲み物のイメージのコーヒー、子供が飲んでも大丈夫?|Beans Express

大人の飲み物のイメージのコーヒー、子供が飲んでも大丈夫?

Beans Express編集部
2019年1月9日

大人の飲み物のイメージのコーヒー、子供が飲んでも大丈夫?

コーヒーというと大人が嗜好品というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

仕事の休憩時間や眠気覚ましなどにコーヒー飲んでいる人も多いでしょう。

ただ、子供にとってコーヒーは刺激が強い飲み物なので、飲ませる際は注意が必要です。
ここでは、コーヒーが子供に与える悪影響や、カフェインの許容量などについて紹介していきます。

コーヒーが子供に与える悪影響とは?

コーヒーには子供の成長に悪影響を及ぼす物質が含まれているので注意が必要です。

コーヒーに含まれているカフェインは、大人にしてみれば様々なメリットがありますが、まだ成長途中にある子供にとっては非常に刺激の強い物質になります。

子供はまだ消化機能が成熟していないため、カフェインをうまく消化・分解することができません。

そのため、一旦カフェインが体内に取り込まれると、カフェインが子供の体内に長くとどまり続けることになります。

結果的に、カフェインが持つ興奮作用や覚醒作用、利尿作用が子供の体に大きな負担をかけてしまい、正常な成長の妨げになることもあるので注意しなければなりません。

子供が健やかに成長するには睡眠が欠かせませんが、コーヒーを飲むとカフェインの覚醒作用によって、夜しっかりと眠れなくなってしまいます。

眠れたとしても途中で目が覚めてしまい、睡眠の質が下がってしまうこともあるので注意が必要です。

大人の場合、カフェインを摂取すると2時間半~4時間半ほど効果が持続しますが、子供の場合は6~8時間持続すると言われているため、夕方にコーヒーを飲むと夜眠れなくなる可能性が高くなります。

夜眠れないと昼間に眠気が襲ってきて、勉強に集中できなくなる可能性もあるので気をつけましょう。

カフェインの興奮作用は、子供の精神に悪影響をもたらすことがあるので要注意です。

子供のうちはまだ自律神経が安定していないため、カフェインを摂取すると自分の感情のコントロールができなくなり、攻撃的になりやすくなります。

不安感に襲われたりするなど精神面に何かと負担がかかってくるので、子供にしてみればとても辛い状況が続いてしまうでしょう。

このような状態に気づかずにコーヒーを飲み続けていると、成長してから鬱などの精神疾患に悩まされることもあるので注意しなければなりません。

カフェインには利尿作用がありますが、子供の胃腸はまだ未熟なので、下痢や脱水症状などを引き起こすこともあります。

それだけでなく、カフェインにはカルシウムやミネラルなど、子供の成長に必要な物質まで排出する作用があるので要注意です。

一時的にカフェインを摂取するのであれば問題ありませんが、毎日摂取し続けると成長に必要な栄養が体内に取り込まれず、結果的に成長を妨げてしまうこともあるので注意しましょう。

コーヒーは子供の成長に悪影響を及ぼす可能性がありますが、コーヒーやカフェイン自体に成長を抑制する効果があるわけではありません。

カフェインの興奮作用が睡眠に悪影響をもたらし、その結果として身長が伸びなくなる可能性はありますが、飲み方を間違えさえしなければ、コーヒーは決して危険な飲み物ではありません。

子供にコーヒーを飲ませるときは、夕方以降に飲ませないように注意しましょう。

コーヒーはいつから飲ませるべき?

日本ではカフェインの1日当たりの摂取許容量の基準がありませんが、欧州食品安全機関が2015年5月に発表した科学的意見書によると、小児~青年が摂取しても安全と考えられるカフェインの量は、1日に3mg/kgまでとされています。

体重40kgの小児~青年であれば1日120mgまで、体重60kgの小児~青年であれば1日180mgまでが摂取しても安全な量だとされています。

この意見書によってわかることは、体重によってカフェインの許容量がかなり異なるという点です。
これは成人でも同じことが言えます。

同じ成人でも、体重40kgの人と体重60kgの人ではカフェインの許容量が異なるため、毎日飲むコーヒーの量を調節する必要があります。

体重が40kg程度の痩せた成人女性の場合、缶コーヒー1本でも安全なカフェインの許容量を超えてしまうことがあるので要注意です。

子供といっても、体重が50kgを超える12~15歳以上であれば、大人と同じようにコーヒーを飲んでも大丈夫です。

子供の成長には個人差があるため、明確な目安を示すことは難しいですが、大体体重が50kgを超えるとカフェインの許容量も増えるため、成長に悪影響をもたらす可能性が少なくなります。

コーヒー1杯にはカフェインがおよそ60mg〜100mg程度含まれているので、体重が50kgを超えたら1日1杯飲んでも安全だということになります。

カフェオレなどミルクがたっぷり入ったものであれば、1日2杯までなら安全だと言えます。

カフェインの許容量は体重によって変わるため、子供の成長を見ながら、コーヒーを飲ませる量を調節しましょう。

体重が50kgを超えたとしても、年齢が10歳以下の子供であれば、基本的にコーヒーの摂取は控えるべきです。

小学生のうちはコーヒーをなるべく控えるようにして、中学生になってから子供の成長に合わせて、コーヒーを飲ませるべきかどうか慎重に判断しましょう。

6歳以上の子供であれば、ミルクでコーヒーを1/4程度に薄めて飲めば問題はありません。

ブラックコーヒーは子供には刺激が強いので、どうしてもコーヒーを飲ませたい場合は、ミルクをたっぷりと入れてから与えるようにしましょう。

コーヒー以外の飲み物にも要注意

注意しなければならないのは、カフェインはコーヒーだけに含まれているわけではないということです。

コーヒー以外にも、紅茶やウーロン茶、コーラなどにカフェインが含まれているため、コーヒーを飲んでいなくてもカフェインの許容量を超えてしまっている可能性があります。

紅茶100mlあたりに含まれるカフェインの量は約30mg、ウーロン茶100mlあたりだと約20mg、コーラ100mlあたりには10〜13gのカフェインがそれぞれ含まれているため、これらの飲み物を飲みすぎないように注意する必要があります。

「コーヒーを飲んでいないから大丈夫」と安心するのではなく、子供が毎日何を飲んでいるかをチェックして、カフェインを摂りすぎないように気をつけましょう。

飲み物だけでなくチョコレートにもカフェインが多く含まれているので、子供が食べすぎないように注意する必要があります。

普段からコーラやウーロン茶などをよく飲む子供であれば、コーヒーの摂取は極力控えた方がいいでしょう。

ノンカフェインのコーヒーなら大丈夫!

子供がどうしてもコーヒーを飲みたがる場合は、カフェインが入っていないノンカフェインコーヒーを飲ませるといいでしょう。

ノンカフェインのコーヒーなら、カフェインがほとんど入っていないので、子供が飲んでも問題ありません。

ノンカフェインコーヒーに牛乳を足して飲ませれば、さらにカフェインの摂取量を少なく抑えることができます。

まだ小さいうちはノンカフェインのコーヒーを飲ませて、子供の成長を見ながらカフェイン入りのコーヒーを飲ませるようにしましょう。

カフェインの摂りすぎに注意しよう

子供はまだ体が十分に成長していないので、コーヒーに含まれているカフェインが悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、子供のうちはコーヒーの過度な摂取を控えるべきです。

体重が50kgを過ぎればカフェインの許容量も増えるため、コーヒーを飲む量を増やしても問題ありません。
親子でコーヒーを飲む場合は、なるべくノンカフェインのコーヒーを飲むようにしましょう。



コーヒーに含まれる成分が子供に与える影響は色々とありましたが、正しい飲み方を覚えて飲ませる事には問題はありません。

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